あえて見ないフリをすることの必要性はたしかに存在する

10月。本格的な秋の季節。風が冷たくなって、冷房をかけなくてもいい気候が増えてきた。 慢性的な疲れが抜けないせいで、休日は時間さえあれば寝続けているようなサイクルが続いている。一種の過眠症なのだろうか。毎日浅い眠りをとろとろと繰り返している。…

忘れられない事は思い出と呼ぶ事すらできない

ストレスで体調を崩しまくっていたら夏が終わっていた。 アプリのカレンダーに予定を打ち込みながらふと、そんなことに気が付いた。 暦はもう9月も半ば。朝方、出勤時間がひんやりとした空気と薄明るさに染まっていることも最近では珍しくない。心地良い気温…

何かを求める行為が高慢であるならそれで構わない

先日。喪服、を買いに行った。 恐らく(葬式に主催もクソもないにしろ)、それを近い未来使うことになる場面の主役である本人と。なんの悪い冗談だよ、ほんと。 「あら、似合うじゃない」と椅子に座りながら言った祖母はけろりとした顔をしていた。私は曖昧に…

色々なものに自覚的でないといけない

昨日の記録。 明け方6時。設定をオフにし忘れたアラームが立てる音を微睡みの中で消して、二度寝という久方ぶりの幸せに身を預けた。 途中、蚊に刺されたみたいに顔がかゆくてでも肌へのダメージを考えると掻くことはできなくて、最終的にむにむにとマッサー…

繰り返す度に思う「もうやめよう」が果たされたことはない

ずっとふわふわとした状態が続いている。自分が何を思っているのか分からなくなって、とても気持ちが悪い。 先週、9年と少し、一緒にいた愛犬が逝った。膵炎か胃腸炎、だった。詳しい検査結果が出る前に、たった3週間で、転げ落ちるように病状が悪化して逝っ…

考えていることと感じることとはまた別物である

当たり前のことのようで案外分かっていなかったのかなあと思う今日この頃。 昨日の昼過ぎ、潮の香りの薄い海岸で風に当たりながらぼーっと色々なことを考えていたのだけれど、頭の中で大きく容量を取るそれらはひとつだってまとまることも解決することもなか…

名称をつけることで脳内の整理を図るのだ

よろしくない、非常によろしくない。精神衛生の話である。 寒さがしんと指先から染み込んでくるようになったせいか、心の中になんとも言えないさみしい気持ちが居座り続けている今日この頃。居座り続けていたものが冬になるにつれて存在感を増してきたという…

「趣味特技:悩むこと」からの脱却はまだできそうにない

前回の日付を見て何ともいえない気持ちになっている。約4ヶ月。歴史は繰り返す。気が付けば8月が終わっていた。 夏らしいことが何かできたかと随所で聞かれる今日この頃、なんとなく困ってしまうのはどうしてなのだろう。楽しいことは、少なく見積もっても片…

新年度の持つこの精神的な重みは一体何なのか

年度変更に伴ってブログの書き方もまた変えてみることにした。THE 気分。 お久しぶりです。気が付いたら4月になっていました。3月はどこにいったんだろう。 ▼ 最近の悩みといえばもっぱら気分が良すぎることで、つまり悪いことが起きてなさすぎる。幸せを享…

160211

■気が付けば2月も中旬に差し掛かっている 自堕落エブリデイ。皆様いかがお過ごしでしょうか。 年始にもっともらしいことを書いてからしばらくは、差し当り書きたいようなこともなく時間だけが過ぎていた。正確には書きたいことがないわけじゃないけど、打ち…

160106

■新年明けましておめでとうございます。 遅ればせながら。今年もどうぞよろしくお願い致します。 なんだかんだとメモ帳ブログも開設から1ヶ月経ったようです、やったね! ■満ち足りているからだんだんと我儘になってゆく。 自分と他人を比べることですら烏滸…

151225

◼︎昼寝をしていたら怖い夢を見た。 もう一昨日のことになる。その世界で私は目を合わせた人の凶暴性を抑えるストッパーを外してしまうみたいで、視線がかち合って「あ、」と思った次の瞬間、その人は形相を変えて手に手に物を持って私を殺そうと襲いかかって…

151213

◼︎お布団の中でその日を振り返る時間が好きだ。 どんな1日だったかゆっくり色々なことを思い出して微睡む私だけの時間。良いこと、悪いこと、トータルで換算してトントンになればそれは大体普通の日。偏っていれば良い日、悪い日ができる。ただ、何を以って…

151212

◼︎言葉には賞味期限があるのかもしれない。 先日バイト中に先輩と日本語の不思議を話していて、ふとそんなことを考えた。役不足、確信犯などが本来の意味とは異なるニュアンスで浸透している現状を見るに、50年、60年後、いくつかの言葉はやがて本来の意味で…

ご挨拶

■ふと思い立ってブログを開設してみた。 特に理由はない。あえてつけるなら、冬だから。 高校生の頃にやっていたものが記憶に一番新しいあたり、ここ2、3年はとんとご無沙汰だったのだなあと他人事のように思う。 中高生の時分は無駄にいくつもブログを掛け…