2017-01-01から1年間の記事一覧

あえて見ないフリをすることの必要性はたしかに存在する

10月。本格的な秋の季節。風が冷たくなって、冷房をかけなくてもいい気候が増えてきた。 慢性的な疲れが抜けないせいで、休日は時間さえあれば寝続けているようなサイクルが続いている。一種の過眠症なのだろうか。毎日浅い眠りをとろとろと繰り返している。…

忘れられない事は思い出と呼ぶ事すらできない

ストレスで体調を崩しまくっていたら夏が終わっていた。 アプリのカレンダーに予定を打ち込みながらふと、そんなことに気が付いた。 暦はもう9月も半ば。朝方、出勤時間がひんやりとした空気と薄明るさに染まっていることも最近では珍しくない。心地良い気温…

何かを求める行為が高慢であるならそれで構わない

先日。喪服、を買いに行った。 恐らく(葬式に主催もクソもないにしろ)、それを近い未来使うことになる場面の主役である本人と。なんの悪い冗談だよ、ほんと。 「あら、似合うじゃない」と椅子に座りながら言った祖母はけろりとした顔をしていた。私は曖昧に…

色々なものに自覚的でないといけない

昨日の記録。 明け方6時。設定をオフにし忘れたアラームが立てる音を微睡みの中で消して、二度寝という久方ぶりの幸せに身を預けた。 途中、蚊に刺されたみたいに顔がかゆくてでも肌へのダメージを考えると掻くことはできなくて、最終的にむにむにとマッサー…

繰り返す度に思う「もうやめよう」が果たされたことはない

ずっとふわふわとした状態が続いている。自分が何を思っているのか分からなくなって、とても気持ちが悪い。 先週、9年と少し、一緒にいた愛犬が逝った。膵炎か胃腸炎、だった。詳しい検査結果が出る前に、たった3週間で、転げ落ちるように病状が悪化して逝っ…

考えていることと感じることとはまた別物である

当たり前のことのようで案外分かっていなかったのかなあと思う今日この頃。 昨日の昼過ぎ、潮の香りの薄い海岸で風に当たりながらぼーっと色々なことを考えていたのだけれど、頭の中で大きく容量を取るそれらはひとつだってまとまることも解決することもなか…